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有川浩のレインツリーの国です。
解説にも載っていますが、インターネットに載せた小説の感想をきっかけに始まる恋愛小説、です。

何度かメールのやり取りをし、いざ実際に会ってみようと話を持ちかけると、彼女側が会うことを拒みはじめる――。

そんな始まり方です。
いったい何故拒むのか?! ミステリーではないので、そこはお話の主軸ではありません。
ネタバレになってしまいますので理由は書きませんが、その理由を男女二人でどうやって克服していくのか、というのが主軸です。

話自体は読みやすく、最後までスッと読めるものだと思います。
また、改めて認識することも多く、考えさせられることもありました。
暗かったり謎かけだったりするお話ではなく、最初から最後まで優しい形のお話になっています。

問題を抱えているのは女性のほうなのですが、男性はそれを理解できずとも必死に理解をしようと努力し、
それでも「女性にも非はあったんじゃないか?」と譲らないところは決して譲らない。
譲ることが大切なのか、そうではないのか、自分はその問題を抱えているわけではないので決して判断することはできないでしょうが、
(これからもできないままなのかもしれませんが)
著者自身が問題について真摯につきつめて考えているのではないか、ということが読んでいて伝わってきました。

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